1年生議員でもわかる議員間討議のススメ方

HOME < 目次 < 22.議案審査のススメ方(2日目)~質疑→自由討議→討論→採決~






◆具体的な議案審査のススメ方

①論点のある議案については、論点ごとに質疑を行う。

②論点以外の質疑もしくは論点がない議案に対する質疑についても、基本的には委員の自由な発言を制限するものではない。

③しかし、各議案に対して論点整理を行い、議論の流れを整理してきたという経過を踏まえて質疑を行うべきものとする。

④各論点に対して、各委員は関連質疑を引き続き行っていく。

⑤自由討議は、質疑を終結せずに行う。

⑥自由討議の中で、さらに質疑が必要な場合は、質疑に戻すことができる。

⑦自由討議の中で合意形成が図られた内容については、委員会の提言として委員長がその文言をまとめ、各委員に確認する。

⑧自由討議後に質疑がなければ、質疑を終結し、討論、採決を行う。


◆自由討議の導入効果(メリット)

①委員会審査の議論が深まった。

②各委員の発言の真意等を委員会審査の中で確認できるようになった。(真意等を確認するための休憩が激減した。)

③議案審査の内容が深まり、意思決定のプロセスを見える化することができている。

④傍聴者にも、議論の様子が分かりやすくなった。





<< 目次 >>

0.はじめに~この冊子の目的~


第1章 自由討議ってなんだ?(自由討議の極意)

1.自由討議で何ができる?~自由討議は議員に対して有効だ~
2.なぜ自由討議が必要なのか?
3.もし自由討議がなければ、住民にどう説明するのか
4.自由討議のポイント~基本フレーム~
5.自由討議の極意
6.委員会審査に自由討議~議案審査を重視~
7.論点整理の導入(重要)
8.委員会報告書で説明責任を果たす(重要)
9.第1章のまとめ、自由討議を有効に活用しよう!



第2章 自由討議を活用しよう(自由討議の実例)

10.自由討議の失敗例①~合意形成を図ろうとしない~
11.自由討議の失敗例②~自分の意見しか言わない~
12.自由討議の失敗例③~自由討議を活用しきれなかった~
13.自由討議の成功例①~委員長として合意点をまとめる~
14.自由討議の成功例②~委員長として提言をまとめる~
15.自由討議の成功例③~自由討議で賛同を得る~
16.自由討議の活用方法①~多数決で負けそうな時、あなたはどうしますか~
17.自由討議の活用方法②~多数決で負けそうな時、あなたはどうしますか~
18.自由討議の成功例④~多数決で負けても附帯決議を勝ち取る~



第3章 自由討議を導入しよう(自由討議の簡単導入方法)

19.自由討議のススメ方~議案審査に力を入れる~
20.議案審査のススメ方(全体の流れ)~自由討議の導入のポイント~
21.議案審査のススメ方(1日目)~議案説明→資料要求→論点整理~
22.議案審査のススメ方(2日目)~質疑→自由討議→討論→採決~
23.議案審査のススメ方(3日目) ~委員会報告書協議→決定~
24.委員長のリーダーシップ①~合意形成には委員長の役割が最重要~
25.委員長のリーダーシップ②~良い意見は委員会の提言に~
26.自由討議のルール化~対象は全議案~
27.自由討議と会派制
28.少数意見が議会の議論や審査に反映されないのでは?
29.人格をもつ議会として
30.自由討議を機能させるために~私の思い~