1年生議員でもわかる議員間討議のススメ方

HOME < 目次 < 8.委員会報告書で説明責任を果たす(重要)





◆委員会報告書の内容について

①従来の報告書は、
・採決結果のみが記された紙1枚程度であった。
・委員会での質疑内容は、本会議で行われる委員長報告において 口頭で述べられるだけだった。

②現在の委員会報告書には、おおむね次の内容を記載している。
・議案の概要
・論点ごとの質疑の概要
・自由討議の概要
・討論の概要
・採決の結果
・その他

③委員会報告書は、正副委員長の指示のもと議会事務局職員が作成し、委員会に諮って決定する。

④今は、議会事務局職員がほぼ原案を作成しているが、当初は委員長が報告書の全てを書いていた。(私も書いていた。)なので、議会事務局職員が少ない自治体においても作成できるはずである。

⑤委員会のメンバーにおいても、全員で委員会報告書を決定するプロセスを踏んでいるので、議案審査の内容について共通理解することに役立っている。

⑥委員長報告時、委員会報告書は傍聴者にも配布され、委員長は、この報告書に基づき報告を行っている。また委員長にもよるが、論点のない議案は「お手元の委員会報告書の通りです。」で済ませている場合もある。委員長報告の時間の短縮にもつながっている。

⑦議会報告会では、この報告書を用いて住民に報告し、質問等を受けている。

⑧委員会報告書は、市議会ホームページに全て掲載され、情報公開に努めている。




<< 目次 >>

0.はじめに~この冊子の目的~


第1章 自由討議ってなんだ?(自由討議の極意)

1.自由討議で何ができる?~自由討議は議員に対して有効だ~
2.なぜ自由討議が必要なのか?
3.もし自由討議がなければ、住民にどう説明するのか
4.自由討議のポイント~基本フレーム~
5.自由討議の極意
6.委員会審査に自由討議~議案審査を重視~
7.論点整理の導入(重要)
8.委員会報告書で説明責任を果たす(重要)
9.第1章のまとめ、自由討議を有効に活用しよう!



第2章 自由討議を活用しよう(自由討議の実例)

10.自由討議の失敗例①~合意形成を図ろうとしない~
11.自由討議の失敗例②~自分の意見しか言わない~
12.自由討議の失敗例③~自由討議を活用しきれなかった~
13.自由討議の成功例①~委員長として合意点をまとめる~
14.自由討議の成功例②~委員長として提言をまとめる~
15.自由討議の成功例③~自由討議で賛同を得る~
16.自由討議の活用方法①~多数決で負けそうな時、あなたはどうしますか~
17.自由討議の活用方法②~多数決で負けそうな時、あなたはどうしますか~
18.自由討議の成功例④~多数決で負けても附帯決議を勝ち取る~



第3章 自由討議を導入しよう(自由討議の簡単導入方法)

19.自由討議のススメ方~議案審査に力を入れる~
20.議案審査のススメ方(全体の流れ)~自由討議の導入のポイント~
21.議案審査のススメ方(1日目)~議案説明→資料要求→論点整理~
22.議案審査のススメ方(2日目)~質疑→自由討議→討論→採決~
23.議案審査のススメ方(3日目) ~委員会報告書協議→決定~
24.委員長のリーダーシップ①~合意形成には委員長の役割が最重要~
25.委員長のリーダーシップ②~良い意見は委員会の提言に~
26.自由討議のルール化~対象は全議案~
27.自由討議と会派制
28.少数意見が議会の議論や審査に反映されないのでは?
29.人格をもつ議会として
30.自由討議を機能させるために~私の思い~