1年生議員でもわかる議員間討議のススメ方

HOME < 目次 < 6.委員会審査に自由討議~議案審査を重視~





◆一般質問より議案審査を重視

①住民生活に直結するのが、議案審査である。それに全力投球すべきというのが、宝塚市議会の考え方である。

②従前の定例会のスケジュールでは、開会-本会議(一般質問)-常任委員会(議案審査)-本会議(委員長報告、議決)というものであった。

③そこで、議案審査を第一優先とするという姿勢を打ち出し、一般質問と常任委員会での議案審査の順番を入れ替えた。

④これまでの議員の中には、一般質問に重点をおいていた場合もあったが、これを変革するのも1つの理由であった。

⑤つまり、今までは定例会ごとに一般質問が終わればホッとして気が抜けていた。悪い言い方をすれば、議案審査に力が入っていなかったのである。

⑥しかし、日程を変更し、自由討議を導入した事により、個人商店の集まりから、1つの議会、「チーム議会」みたいなものがイメージできるようになった。

⑦ご存知のように、従来の議案審査は、議案を提出してきた理事者側に対して一方的に議員が質問し、理事者側が答弁するという形で進行されてきた。

⑧ここには、議員同士が議論を交わし、互いの主張に理解を深めていくという場面は想定されていなかった。

⑨自由討議を導入することで、議会としての連携が強化され、チーム議会「人格をもつ議会」として機能し始めたのである。







<< 目次 >>

0.はじめに~この冊子の目的~


第1章 自由討議ってなんだ?(自由討議の極意)

1.自由討議で何ができる?~自由討議は議員に対して有効だ~
2.なぜ自由討議が必要なのか?
3.もし自由討議がなければ、住民にどう説明するのか
4.自由討議のポイント~基本フレーム~
5.自由討議の極意
6.委員会審査に自由討議~議案審査を重視~
7.論点整理の導入(重要)
8.委員会報告書で説明責任を果たす(重要)
9.第1章のまとめ、自由討議を有効に活用しよう!



第2章 自由討議を活用しよう(自由討議の実例)

10.自由討議の失敗例①~合意形成を図ろうとしない~
11.自由討議の失敗例②~自分の意見しか言わない~
12.自由討議の失敗例③~自由討議を活用しきれなかった~
13.自由討議の成功例①~委員長として合意点をまとめる~
14.自由討議の成功例②~委員長として提言をまとめる~
15.自由討議の成功例③~自由討議で賛同を得る~
16.自由討議の活用方法①~多数決で負けそうな時、あなたはどうしますか~
17.自由討議の活用方法②~多数決で負けそうな時、あなたはどうしますか~
18.自由討議の成功例④~多数決で負けても附帯決議を勝ち取る~



第3章 自由討議を導入しよう(自由討議の簡単導入方法)

19.自由討議のススメ方~議案審査に力を入れる~
20.議案審査のススメ方(全体の流れ)~自由討議の導入のポイント~
21.議案審査のススメ方(1日目)~議案説明→資料要求→論点整理~
22.議案審査のススメ方(2日目)~質疑→自由討議→討論→採決~
23.議案審査のススメ方(3日目) ~委員会報告書協議→決定~
24.委員長のリーダーシップ①~合意形成には委員長の役割が最重要~
25.委員長のリーダーシップ②~良い意見は委員会の提言に~
26.自由討議のルール化~対象は全議案~
27.自由討議と会派制
28.少数意見が議会の議論や審査に反映されないのでは?
29.人格をもつ議会として
30.自由討議を機能させるために~私の思い~